2012年06月24日
88 ヒツジの毛刈り

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朝日新聞和歌山版
2012年5月28日掲載
快晴

和歌山公園動物園で、ヒツジの毛刈りがありました。
もこもこの3頭
息づかいが荒く、見るからに暑そうです。
1頭ずつ、横にして、大きなバリカンで刈っていきます。
白い服を脱ぐような感じ。
わかやまフレンZOOガイドの事務局長(写真右)も、手際よく

1頭分の刈った毛は、大きな袋2つ分!!
重さは何と合わせて5キログラムも。
すっかりシェイプアップしたヒツジ(after)と(before) が並んで
人に刈ってもらわないと困るヒツジと
毎年、毛刈りに労力をさかれる飼育員さん。
双方とも大変です。
品種改良し、私たちがお世話になっている、家畜との関わりを学んでもらう目的で、
わかやまフレンZOOガイドが、羊毛を洗い、小物作りに使えるよう、
羊毛プロジェクトを進めています

お気軽にご参加ください。
2012年06月21日
87 串本のサンゴ群落

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朝日新聞和歌山版
2012年5月21日掲載
昨年12月に取材したサンゴの話題。
ご紹介するタイミングを考えていたところ、
金環日食が見られる日が、ちょうど掲載日になったので!
新月と、大潮(夏期)でのサンゴの産卵とを
つなげてご紹介させていただきました

水族館では充実したサンゴ類の展示。
触手からスイーパーを出すナガレハナハナサンゴ
そして実際の海中を探索できる

海中観光船ステラマリス
ダイビングしているように、海中の景色が広がります

テーブル状のクシハダミドリイシ
ラムサール条約にも指定されている貴重なサンゴの大群落。
でも学芸員の方が言っておられたように、
南方系のサンゴもあちこちに見られました。
海水温の変化にサンゴたちは(共生する褐虫藻も)敏感に反応します。
美しい串本の海、サンゴ群落を次の世代にも繋ぎたいです。

2012年06月17日
86 ケンケン漁ともち鰹を体験!

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朝日新聞和歌山版
2012年4月30日掲載
取材のご依頼をと、お電話したところ、
商工会の方が真っ先に話されたのが、
「もちがつおって知ってる?」でした。
地元の方にお聞きすると、
もちがつおは、しなしなと柔らかい。
切ると包丁にくっつくくらい、粘り気がある。
そして、とても美味 だそうです。
ケンケン漁を体験できるクルーズを出していただきました。
船酔いがかなり心配だったのですが、
薬が上手く効いたのか、、気持ちが高ぶっていたせいでしょうか、
全然元気で、大海原を満喫しました

潮の微妙な流れと水温を探知しながら、
魚の群れにあたるのが難しいことを実感。
どんどん陸から離れ、何と40キロメートル沖まで(少々不安に、、)
朝6時に出て、昼ごろにようやく、引き縄にカツオがかかりました

この勇姿!

引く力が強く、もたもたしていたら、逃げられました。
スミマセン

活け締めしたカツオと
貴重な1本をおみやげに頂き (本当にありがとうございます)
家でさばくと、上手く血抜きされているので、血が出ません。
ブライトくんも食べたい
もちろん、お刺身で
口に入れた瞬間、「これがカツオ?」
と思わせる、初体験の美味

甘味があり、爽やかで、固めのゼリーのような食感。
引き縄で1匹ずつ大切に処理する漁法だからこそ引き出せる、格別の味です。