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松本朱実(まつもとあけみ)
動物教材研究所pocket                    

以前に動物園で飼育技師や学芸員として勤務していた経験から、コラムを書かせていただきました。

野生動物、動物園などで飼育される動物、ペット、家畜など、県内における様々な分野の動物と人との関わりをテーマに取材しました。

写真は熊楠邸の柿の木で、新種の粘菌が発見された場所を指差しているところです!

和歌山の豊かな自然、歴史や文化。動物を利用してきた営み、動物を介した人と人とのつながり。

動物に関わるたくさんの専門家や、活動されている方々にお話を伺ったこと、動物を観察して発見したこと、感じたことなどを、多くの皆さまにわかりやすくお届けします。

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2012年01月31日

77 コウベモグラとアズマモグラ 和歌山県内の分布

77 コウベモグラとアズマモグラ 和歌山県内の分布
クリックしてお読みください。
朝日新聞和歌山版2012年1月30日掲載


和歌山県内には大きなアズマモグラの孤立群があります。
紀伊半島独特な地形による、この分布はとても興味深いです。

調査した細田先生のお話では、トンネルの直径が5センチを境に
大きければコウベモグラ、小さければアズマモグラと判断できるとのことです。

同じ種類でも個体や地域により変異があり、
文献によると、コウベモグラの門歯は円弧状に並ぶと書いてあります。

77 コウベモグラとアズマモグラ 和歌山県内の分布
我が家にあるコウベモグラの頭骨
門歯の並びはいかがですか?

続いて体の骨格
77 コウベモグラとアズマモグラ 和歌山県内の分布
腰の骨が細い!
上腕骨は短く太い!


モグラは泳いで移動することがあるようで、
貴重なお写真を、松井永喜さん(兵庫県西宮市で撮影)
が、提供してくださいましたik_48

77 コウベモグラとアズマモグラ 和歌山県内の分布
鼻をシュノーケルのように使っています!

細田先生も、川はコウベモグラが分布を拡大する障壁にはならない
とおっしゃっていました。

身近でもあまり目にしないモグラ。
次回は、その動きを、飼育展示する多摩動物公園で観察した様子を
ご紹介します!(2月6日掲載予定です)








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Posted by ポケット at 19:54│Comments(0)野生動物
 
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