2012年01月18日
75 人を導く神の鳥 熊野の八咫烏

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朝日新聞和歌山版2012年1月16日掲載
2012年最初の記事は、昨年末に訪れた台風の被災地、熊野那智大社の話題にさせて頂きました。
土石流による甚大な被害を受けられましたが、
那智の瀧そのものは、昔と同じ勢いで神々しく流れ落ち、
神聖な気持ちで階段を登り、心地よい汗をかきながら那智大社に入りました。
熊野三山では同じ神様をお祀りし、
またそれぞれに主神がいらっしゃいます。
熊野那智大社の主神は、夫須美大神さま。
「ふすみ」は「むすび」に通じ、
努力が実を結ぶ 人の縁が結ばれる など、あらゆる幸せが結ばれる
ご利益があります。
被災地の復興に向けて、絆が結ばれることを改めて願いました。
人を導いた八咫烏は、建角身命が姿を変えられたとのこと。その神様も銅像と共に祀られています。
八咫烏が象徴する深い信仰と歴史。
奥深い森と壮大な瀧に囲まれるだけで、心が洗われる気がしました。
3本足の烏は、日本サッカー協会のシンボルマークでもあります。
2月にはなでしこJAPANが、和歌山県で合宿の予定もあります!
ぜひ多くの人に、世界遺産の熊野に来ていただければ幸いです
