2017年03月12日
108 ニホンジカ調査

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朝日新聞和歌山版2013年3月24日掲載
那智勝浦まで車で移動し(同乗させていただき)、ニホンジカのカウント調査。
明るいうちに、田んぼや草地などで、糞や食痕などを事前に調査。
山からわざわざ人家近くに下りてきて、この時期、僅かに生える雑草などを食べているのかと思いました。
そして夜。凍てつく寒さに震えながら、車の窓を開けて、ライトをあてながら光るシカの目の数をカウント。
警戒心が強く、すぐに逃げてしまうのは、さすが野生動物と思いつつ、こんなにたくさん人里にシカがいることを異常に思いました。
人家近くの草地で草を食む母子
林業や農業の活性化 地産地消のくらし シカの生活状況や人との軋轢の課題に向けて考える機会になりました。
2017年03月12日
107 ジビエの普及に向けて

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朝日新聞和歌山版2013年3月17日掲載
有害駆除や狩猟で持ち込まれたシカやイノシシを、食資源として流通させる試み。
解体処理、加工の現場で、携わる人のプロの目利きと扱いを見させていただき、野生動物に対する思いを伺いました。
ジビエ料理のコンテストで試食したら、シカ肉も鉄分豊富で美味しくいただきました

シカ肉は、牛肉に似た味と思うのですが、知人からは固い牛肉しか食べたことないのかと言われ、、、でも美味しいです

2017年03月12日
106 人の輪つなぐニホンコウノトリ

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朝日新聞和歌山版2013年3月10日掲載
足環番号J0057 のニホンコウノトリが和歌山市内に姿を見せ、地域の人たちの話題になっていました。
私は多摩動物公園に在職中にニホンコウノトリの繁殖の様子を間近で観察し、お客さんに説明をしていました。
その技術が野生復帰に生かされ、和歌山でもその姿を見られることは私にとっても感慨深いものがあります

田んぼに映る白く美しい鳥。
コウノトリがくらせる環境が、人にとっても安全な食環境だと、保全に取組む豊岡の人たちがおっしゃっていました。
2017年03月09日
105 虫の冬越し

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朝日新聞和歌山版2013年2月9日掲載
アゲハの蛹の色は幼虫期に感じた触覚や光刺激という報告を見て、へーと興味をもちました。
屋根から顔をのぞかせ、すかさずガ(せっかく羽化したのに、、)を捕食したイソヒヨドリに遭遇して、目立つところにいると、敵に食べられてしまうという事実も目の当たりに確認。物語のようなコラムになりました

ガを捕食したイソヒヨドリのメス
食べられてしまったトビモンオオエダシャク