2012年01月24日
76 竜の名がつく海の動物

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朝日新聞和歌山版2012年1月23日掲載
干支にちなみ、竜とどこか似ている海の動物2グループを観察しました。
竜蝦とも書く、イセエビ。
立派なエビを見て、どのお客さんも、「おいしそう」と言っていました

エビには2対の触角があると教えていただき、
ニシキエビ(県内では珍しい種類)で、その使い方を観察。

2又に分かれた第1触角と、長い第2触角。
センサーとして、また手のように他の動物をさえぎるのにも使っていました。
一方でこんなエビも!!
セミエビ。 セミのようなエビ。
第2触角が、板状になっている?
触角を見比べるだけで、同じエビでも多様なことを改めて発見しました

もう1つはタツノオトシゴ
この種類はタカクラタツ。

透き通った背びれが見えますか?
体をこすりつけるしぐさも!魚なのに

鱗が板状に変化しています。。
不思議な魚です。
面白くて、両方の水槽を行ったり来たり、
2時間半、見続けていました。
ニシキエビもタツノオトシゴも1頭ずつの展示です。
掲載前にもし、体調が悪くなったらと心配しましたが、今も元気で過ごしています。
タツノオトシゴは、細かいプランクトンを食べ、飼育が難しいそうです。
ぜひ、ご覧になってください

Posted by ポケット at 21:38│Comments(0)
│和歌山県立自然博物館