2012年01月15日
73 油汚染の水鳥救護講習会

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朝日新聞和歌山版2011年12月19日掲載
海上での油汚染事故は、世界で頻繁に起きていて、
油まみれになった鳥の救護ができる人材育成が求められています。
2回の講習を受ければボランティア登録ができるとのこと、
獣医の方々に混じり、講習会に参加しました。
人間も油汚染を受けるので、皮膚を露出しないよう、
ゴーグル、防護服、帽子を装着。
5人1グループで、カモやガチョウ1羽を担当。
長い管を食道に通し、
油を吸着する活性炭液や栄養剤を注入。
熱めのお風呂くらいのお湯に体を沈めると、
カモはおとなしくしていました。
羽を痛めないよう、決してこすらず、
泡立てた水流で洗うのがポイントです。
すすぎ
水をかけているのに、水滴がつぎつぎと背中に!
羽の撥水性に驚きます!!
水辺でくらす水鳥たちの見事な体のしくみ。
だからこそ、海の環境汚染に敏感です。
この記事を見て、2回目の講習会を申し込まれた方がいらっしゃったようで、
関心を持っていただきうれしかったです

Posted by ポケット at 18:13│Comments(0)
│動物救護