2012年06月17日
86 ケンケン漁ともち鰹を体験!

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朝日新聞和歌山版
2012年4月30日掲載
取材のご依頼をと、お電話したところ、
商工会の方が真っ先に話されたのが、
「もちがつおって知ってる?」でした。
地元の方にお聞きすると、
もちがつおは、しなしなと柔らかい。
切ると包丁にくっつくくらい、粘り気がある。
そして、とても美味 だそうです。
ケンケン漁を体験できるクルーズを出していただきました。
船酔いがかなり心配だったのですが、
薬が上手く効いたのか、、気持ちが高ぶっていたせいでしょうか、
全然元気で、大海原を満喫しました

潮の微妙な流れと水温を探知しながら、
魚の群れにあたるのが難しいことを実感。
どんどん陸から離れ、何と40キロメートル沖まで(少々不安に、、)
朝6時に出て、昼ごろにようやく、引き縄にカツオがかかりました

この勇姿!

引く力が強く、もたもたしていたら、逃げられました。
スミマセン

活け締めしたカツオと
貴重な1本をおみやげに頂き (本当にありがとうございます)
家でさばくと、上手く血抜きされているので、血が出ません。
ブライトくんも食べたい
もちろん、お刺身で
口に入れた瞬間、「これがカツオ?」
と思わせる、初体験の美味

甘味があり、爽やかで、固めのゼリーのような食感。
引き縄で1匹ずつ大切に処理する漁法だからこそ引き出せる、格別の味です。