2012年01月12日
69 記録に残す大切さ 96才現役医師の小川忠宏先生
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朝日新聞和歌山版2011年11月7日掲載
外来種のアオマツムシが和歌山県内でいつ確認されたかを、
論文にまとめておられたのが、この小川先生です。
その経緯を教えて頂きに伺いました。
地域の総合医として、今も現役でお仕事をされている小川先生。
最初にお会いしたときは、ベレー帽をかぶりお洒落でいらっしゃり、
お尋ねしたことについて、わかりやすく詳しく、お答えくださいました。
感銘を受けたのは、克明な記録を欠かさずとり、きちんと保管されていることです。
戦前に採取したアオマツムシの標本もあり、保存状態の良さに驚きました。
今は戦地ビルマでの体験記をまとめておられ、
「書けば残るでしょう」というお言葉が、強く印象に残りました。
記録に残す、次の世代に伝える。
改めてその大切さを学ばせていただき、尽力しようと思いました。
2012年01月12日
68 樹上で鳴く緑色のコオロギ アオマツムシ
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朝日新聞和歌山版2011年10月31日掲載
樹上で甲高く鳴く外来種、アオマツムシの話題。
いつ頃まで鳴き声が聞こえるか(掲載予定日まで聞こえるか)
少しはらはらしていたのですが、
昨年の11月は暖かかったせいか、11月末まで、聞くことができました
従来のコオロギ類たちの、コロコロリー、とか、チンチロリン などとは、
明らかに違う虫の音です。
それも木の高いところから。
この音声に魅了され、研究し続けておられる小川先生にお会いできたお話は
つぎのコラムで改めてご紹介します。